文系・理系社員の仕事内容や、互いの連携

2021年入社、大井水みらいセンター汚泥処理班所属。経済学部経営学科を卒業後アイテックに入社。文系出身社員。

2021年入社、洛南事業所水処理班所属。大学では理工学部生命化学科で学びアイテックに入社。理系出身社員。

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私は経済学部を卒業して入社しました。大学で開催された企業説明会でアイテックの存在を知ったんですが、自分がそれまで触れてこなかった領域の仕事だったので、逆に興味をもったんです。人事の方のお話を詳しく聞くうちに、社会にとって欠かせない仕事であり、景気や市場の動きに影響されにくく、しっかりと働けるところにも魅力を感じました。
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確かに、企業としての貢献度や安定感はアイテックの特徴でもありますよね。私は理工学部の出身で、主に学んできた生物系の仕事を活かせる企業を探すうちに、アイテックの存在を知りました。微生物の力も使いながら、水環境を守るという仕事に興味をもったのと、上下水道の処理の仕組みがすごく綿密に練られていて、浄化センターで働いてみたいという気持ちが強くなりました。
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なるほど。私は文系出身として、技術職として働くことに不安を感じることはなかったのですが、入社してみるとやはり一から積み上げることが多かったように思います。機械の種類や仕組みはもちろんですが、工具の名前もわからない状態から一つずつ勉強し、また周囲の方にも指導していただきました。
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私は理系出身ですが、大学で学んだことが直接関係していたのは仕事全体のうち10%もないかもしれません。でも大学では生物系だけでなく理系分野を広く浅く学んだこともあり、基礎的知識や、考え方のベースみたいなところでは役立った面も多いと思います。
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そうしたスタートのところはやはり文系・理系で差があるかもしれませんが、入社後は徐々に知識が増え、最近ではやれる仕事の幅も広がってきました。ありがたいことに職場には専門知識が豊富な人がたくさんいるので、空いた時間にお願いしては、色々と教わるようにしています。
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そういう努力はすごく大切ですよね。

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機械について知識が深まってくると、故障が起こったときに自分で修繕できるようになってきます。外部業者に発注すれば早いのかもしれませんが、自分でバラして原因をつきとめ、修理できたときはとてもうれしく感じますね。修繕コストの削減にも直接つながりますから、会社に貢献していることを実感します。
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当社ではさまざまな機械や設備がありますが、中には一見複雑に見えても、分解してみると意外に単純な構造をしているものもありますよね。私も自分で手を動かしながら機械を分解したり、あれこれと触っているうちに、より深く理解できるようになった気がします。
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先ほど大学では理系分野を広く学んだといいましたが、実は電気についてはあまり学ばなかったんです。知識もあまりなかったのですが、アイテックの技術職の仕事には電気の知識は欠かせません。私も入社後に勉強をはじめて、電気主任技術者試験の3種に合格することができました。いざ勉強してみるととても面白く、新鮮に感じました。また、漠然とした知識しかなかった電気の特性や仕組みが知れたことは、仕事の上でもとても有意義でした。
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私は残念ながら電気関係の資格は実技で落ちてしまったのですが、それでも自分の興味のある分野の資格勉強は新鮮で、楽しく感じます。
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頑張って取得した資格は、仕事に役立てることが重要ですよね。電気主任技術者試験の資格をとった後、ある機械が故障したのですが、知識が身についていたので部品交換のコストを削減でき、技術職としてのやりがいを感じました。

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まだまだ技術的な面でわからないことは多いのですが、身近に専門知識を備えた理系出身社員がたくさんいることは心強く感じます。
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アイテックの仕事は電気から化学、水理学などたくさんの分野の知識が必要ですから、そもそも理系出身社員でも、誰かに教わることは多いんです。
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なるほど。私の場合は初歩的な理解が足りていないこともあると思うのですが、皆さん細かくかみ砕いて説明してくれたり、基本的なところに遡ってくれたりするので、本当に助かっています。
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私も自分がわかることであればなるべく丁寧に教えるようにしています。特に新入社員に対しては文系理系を問わずしっかり指導しようと考えていますし、そうした雰囲気は事業所全体に共通するものだと思います。
アイテックの技術職は、機械や電気、水や生物といった専門的な知識、技能が問われますが、実は多くの文系出身社員も活躍しています。
個々の社員が知識を身に付け、資格を取得しようという意識が高いだけでなく、理系出身者が文系出身者に知識を伝え、互いに高め合う社風が、多くの社員の成長を支えています。中内さんや三宅さんのように、学生時代の専門分野にとらわれることなく、成長を続けられるアイテックの社風をぜひ感じてください。